ブーブーブロッコリー‼~森を食らう~

アラサー子なし主婦のブロっ子。愛してやまないブロッコリーへのだだ漏れの愛と日常、そして読書。心の中のお友達、ブロッコリーのブー君とはいつも一緒。

カテゴリ: ばーちゃん

私は毎日メイクをするわけではない。

普段は日焼け止めだけの日が多い。
その時の用事や気分に合わせて、
普通の日焼け止めと下地機能(肌色)のあるものを使い分けている。

ファンデーション、お粉、アイシャドウ、口紅などはたま~に使う。

使用頻度が少ないので、コスメがなかなか消費できない。

毎日お化粧をする人でも、アイシャドウが好きで沢山のアイテムを持っている人なんかは、
使い切るのは難しいのではないか。

私が今持っているパウダーファンデ、3年前に買った気がする。

若い時は全く気にしていなかったのだけど、
急に「コスメの消費期限」が気になるようになってきた。

ネット記事で読んだのがきっかけなのだが、コスメにも消費期限なるものがあるらしい。


確かに水分や油分が含まれているから、カビたり酸化したりするんだろうな。

コスメの種類にもよるけど、
3か月~半年くらいで使い切るのが良いみたい。

でもそれって難しいよね。

子供の時、ばーちゃんの家の鏡台には、
いかにも「10年は使っています!」という感じの口紅が置いてあった。


もしかしたら今もそのまま置いてあるかもしれない(笑)
そうすると40年越え・・・。





20230708





母はキレイ好きなので、パフやブラシもこまめに洗浄したり買い替えたりしているようだ。
私は隔世遺伝で、ばーちゃんのズボラさを受け継いだ。


パフ洗うのとか、超絶面倒くさい。

でも、雑菌が~とかカビが~と言われると気になってきたので、
大容量で使い捨てられるパフを取り入れた。


でも、そのパフで顔に塗っているのは3年前のファンデ。

意味ねぇええ!!

流石にファンデは頻繁に買い替えられないからね・・・。




☆応援クリックお願いします☆
 人気ブログランキングへ





年明けに、母とショッピングモールに出掛けた。

途中で、「そうだ!おパンツ欲しかったんだった!」
と思い出し、近くにあったワコールへ入店。


おへそ辺りまですっぽりと包み込んでくれる、温かくて安心なパンツが欲しいのだ。
だが、こういうパンツは売っているようでなかなか売っていない。

巷では布地の少ない、正面から見て三角形に近いパンツが人気のようだ。
パンツじゃなくてショーツというのが正しいわね。
あんなのじゃ、冷えも防げないし装飾で肌チクチクするわ。


同じ値段なら、布地が少なくて薄いおパンティよりも、面積が広くて厚いおパンツの方がお得だろう。
「素材が~」とか「装飾が~レースが~」とか「デザインが~」とかは無視。
面積と重量で勝負だ。



ワコールの店内で色々な商品を見ていると、私が求めている要素が具現化されたパンツを発見。

ディアヒップショーツ

はきこみ深め!まさにこれを求めていた。


【Amazon】






「コレこれコレ!これよ~!」
とテンションの上がる私に対し、母から残念な情報が……。





20230114





P(ばーちゃん)にもまだ早いパンツってどういうこと?

Pはそんな攻めたパンツを履いているのか!?
女子力高めの、可愛いくて布面積少ないやつ!?

アラサーの孫、85歳の祖母に下着で敗北。
(布面積と重量では勝ってるけど!)


別にいいわ!オレは安心安全パンツを履く!

強い意志のもと、母も祖母もまだ手を出していないパンツを購入。


この「ディアヒップショーツ」、40年前からのロングセラーらしい。
発売当時30代だった人も今は70代。
そう考えると、凄く信頼感が湧いてくる。

履いてみると、やはり元祖パンツ様は素晴らしい。
お腹すっぽりで、それでいて締め付けも強くないし、肌触りも良い。

これはリピート確実です。
パンツ難民の人におススメです、


☆応援クリックお願いします☆  
 人気ブログランキングへ





母の話によると、

最近、ばーちゃんの病院に付き添う頻度が高くなっているらしい。

病院へ通う回数も増えたけど、一人で医師の説明を聞くのが億劫だったり不安だったりするらしい。

心臓に問題があるため、負担をかけないようにゆっくりと歩き、息が上がらないようにしなければならない。

だが相変わらずマシンガントークなようで、息をぜいぜいさせながらでも喋り続ける。
周りが慌てて止めにかかる状況だ。

医師からも心臓に負担をかけないように注意され、高血圧を少しでも改善しましょうと言われている。
(高齢なので改善は難しい面もあるが、少しでも意識して生活しましょうということ)


病院の待合室では、毎回血圧を測って診察前に提出する。
ここでも、ばーちゃんは付き添いの母をヒヤヒヤさせている。




20220618


 

「自分が納得できるがで数値がでるまで測ろうとするのよ~。」
と電話で私にこぼしてきた母。

カリカリしながら測ったら、余計に血圧上りそうだが!?

次の人が待っているから、せいぜい2回までにしないとね。
それに、ありのままの状態を診てもらわないと。

見かねた看護師さんに励まされ、しぶしぶ血圧計から離れるばーちゃんなのだった。


でも、その見栄を張る気持ちがばーちゃんの元気を支えている気もする。
付き添いの母、お疲れ様です。


☆応援クリックお願いします☆
 人気ブログランキングへ






ここのところ、ばーちゃんことPの調子が良くないらしい。

Pの近くに住んでいる母によると、歩くとすぐに息があがってしまうらしい。
(なぜか本人はあまり自覚していない。)

心臓に問題があり、血圧も高いのでいろいろと無理は禁物である。


(↓これは約2年前のブログ。)



だが本人は出掛けるの大好き、買い物大好き、ランチ大好きなので周りの人間はハラハラしている。


母が何度も、
「歩く時の助けになるから杖を使ってみたら?」
とすすめているのだが毎回断られている。

私も、
「最近は可愛いデザインの杖もあるよ。お洒落の一部として持ってみるのはどう?」
と言ってみたが、ダメだった。


P「杖?!杖持ってたら年寄りに見えちゃうじゃない!」


まだ年寄りとしての自覚がないことに、母も私も驚いている。
「人生100年時代」とはいえ、85歳を過ぎたらさすがに高齢者なのでは・・・。

Pのプライドは尊重したいが、歩行中の危険は回避してもらいたい。

杖が却下されたので、母はダメもとで次なるアイテムを提案した。

「折り畳みの椅子が付いているキャリーバッグはどう?キャリーバッグは、若い人でも大量の買い物をする時に使ったりするよ!」


P「・・・・・・。」

考えるP。
「椅子付き」というところに少し魅力を感じたみたいだ。

椅子付きのキャリーバッグといっても、高齢者向けに様々なものがある。
前に押せる、歩行器を兼ねたタイプが一番頼りがいがありそうだ。


だが、そこはP。

P「前押しは絶対嫌だ。後ろにガラガラ引くのも嫌よ。」

じゃあ何ならいいのさ??!

P「横押し」

身体の横に密着させて自分と共に動かせば、ハンドバッグ感覚ということか。

とにかく、キャリーバッグならば荷物を持つ負担が軽減される。
折り畳みの椅子が付いていれば、ちょっと休憩することもできる。

この、「横押しで椅子付きのキャリーバッグ」を母が苦労して探し当て、Pにプレゼントした。

すこぶる気に入った様子だ。

私にも、この椅子に座った状態で電話してきた。




20220327






「そこどこ?安全な場所?」
と焦る私。

P「うん大丈夫。ショッピングフロアの通路の、ソファとかがある休憩スペースだから。」


・・・・・じゃあそのソファに座れよ!
てか、外から電話する必要ある?


とは勿論言いませんでした。


この椅子で休みながら、電車に乗って友達の家へも行ったらしい。
心配はあるが、本人が楽しいのが一番だからね~。
見守ろう!



☆応援クリックお願いします☆
 人気ブログランキングへ





先日、起きた後にスマホを確認すると、ばーちゃん(P)からの着信履歴があった。

さらに、LINEも4件入っていた。

Pからの電話には素早く応答しなければいけないのに、全然気が付かなかった!

着信のみならず、LINEも4件・・・相当話したいことが溜まっているのね。
なんて重たい素敵なモーニングコール!

家事を終え、たっぷり時間を確保してから電話をかけ直そうとした時、
ちょうど向こうから着信があった。


P「なんだ!ブロッ子、家にいたんだ!」

私「いたよ。気が付かなくてごめんね(寝てただけだよ)。」

ここから1時間、Pの独演会が始まった。

いつも通りの世間話が続いていたんだけど、急にPがこんなことを言い出した。


P「この前ね、電車とバスを乗り継いで私が生まれ育った町へ行ってきたの。」

そう語りだし、その町の風景やら当時との違いなどを教えてくれた。

私は今まで、祖母であるPがどこで生まれ育ったのか知らなかった。
戦争中の疎開先での話は少し聞いたことがあったけど、それ以外の少女時代の話はほとんど知らない。
青春時代の話も、じーちゃんとの馴れ初めとかも・・・。

Pの過去を何も聞いてこなかったことに気が付き、なぜか少し申し訳ない気持ちになった。

Pは私の経歴はほとんど知っている。生まれた時から見守ってくれているのだから当たり前だ。

人は高齢になるにつれて、自分より上の年代が去っていく。
自分の歴史を知っている人がいなくなっていく。
その代わり、自分の周りで生まれる新しい命を見守っていくようになる。

それは寂しいことでもあり、嬉しいことでもあるのだろう。

Pはなぜこのタイミングで生まれ故郷を見に行ったのか?
80代半ばとなり、元気なうちに見納めておこうと思ったのだろうか?

そう思っていると、Pが言った。

P「そこにあるオハギ屋さんのオハギがすんごく美味しくてね!
お友達や近所の人に配りたいから行列に並んでたくさん買い込んだのよ!」



CamScanner 11-03-2021 14.13






Pの後ろの人が、Pが全部買い占めてしまわないか、不安そうな顔で見ていたらしい。

気が付いていたなら個数は遠慮しなさいよ(笑)


それにしても、オハギが目的だったんかーい!
最期の見納め・・・とかセンチメンタルな理由じゃなかったのね。

Pは、やはりPだった!良かった!

孫は安心した。


☆応援クリックお願いします☆
 人気ブログランキングへ

↑このページのトップヘ