ブーブーブロッコリー‼~森を食らう~

アラサー子なし主婦のブロっ子。愛してやまないブロッコリーへのだだ漏れの愛と日常、そして読書。心の中のお友達、ブロッコリーのブー君とはいつも一緒。

2019年08月

読書コーナーについてはコチラ⇒ゆるやかな本紹介について


『ホテル・ニューハンプシャー』(上・下) 
ジョン・アーヴィング 田中圭二訳 新潮文庫


1939年夏の魔法の一日、ウィン・ベリーは海辺のホテルでメアリー・ベイツと出会い、芸人のフロイトから一頭の熊を買う。こうして、ベリー家の歴史が始まった。ホモのフランク、小人症のリリー、難聴のエッグ、たがいに愛し合うフラニーとジョン、老犬のソロー。それぞれに傷を負った家族は、父親の夢をかなえるため、ホテル・ニューハンプシャーを開業する―現代アメリカ文学の金字塔。 (上巻)

ロイトの招きでウィーンに移住したペリー一家は、第二次ホテル・ニューハンプシャーを開業、ホテル住まいの売春婦や過激派たちとともに新生活をはじめる。熊のスージーの登場、リリーの小説、過激派のオペラ座爆破計画…さまざまな事件を折りこみながら、物語はつづく。現実というおとぎ話の中で、傷つき血を流し死んでゆくすべての人々に贈る、美しくも悲しい愛のおとぎ話。(下巻)
(「BOOK」データベースより)




ホテル・ニューハンプシャー〈上〉 (新潮文庫)






ホテル・ニューハンプシャー〈下〉 (新潮文庫)





ベリー家の父がアメリカでホテルを開業し、一家全員が様々な出来事に遭遇していく物語。

ウィーンに移住して新たなホテルを始める下巻からは、先が気になって気になって仕方がなくなる。

涙腺がゆるみっぱなしになる人も多いだろう。

「愛」を描いた小説はごまんとあるけれど、この小説は、家族愛・恋愛・友情愛・夫婦愛・兄弟愛・同性愛・人と動物、、、、などなど、

「ありとあらゆる全ての愛を書き尽くしちゃったのでは?」

と思えてくる。

その描き方のスケールも壮大。

この小説、もっと早く出会いたかった!


かなり余談になるけど
ベリー家がウィーンにいる時に、シュラークオーバースという飲み物がでてくる。

そのシュラークオーバースとは、

下巻P48:ミルクとシナモンとホイップクリーム入りのコーヒー

とのこと。

「これって、日本の喫茶店にあるウィンナーコーヒーもたいなもの?」
と私は思った。

そこで気が付いた!!

「『ウィンナー』ってもしかして地名のウィーンからきてる??」

調べてみたらやはりそうだった。

「ウィンナー」は「ウィーン風の」と意味になる。

現地ではそういう言い方はしないのね。



20190831



いつも、喫茶店のメニューで「ウィンナーコーヒー」を見るとウインナーを思い浮かべていたけど(笑)


やっと謎が解けた


☆応援クリックお願いします☆
人気ブログランキングへ








間もなく8月も終わり。

8月末には、「夏も終わりかあ~」
という気分になる。

私にはこの夏、やらなかったことがある。

始めに言い訳をさせてもらうと、今年の7月前半はかなり涼しかったのよ。
だから、
「まだいいや~」
とのんびり構えていたら、

ずるずるそのままになって、
8月に入ったら、

「もういいや~」
という状況に。

それは、

20190830a



熱々の急須のお茶を冷やすわけだから、コップには氷がパンパン

きちんと煮出してから冷やしたお茶に比べたら、めちゃ薄いと思うよ。
(私はもう感覚がマヒしたから分からない)



20190830b




なので我家のお茶事情は、このまま冬に突入します。

ちなみに、お茶は「がんこ茶屋」の黒豆茶パックを愛用。




 がんこ茶家 黒豆茶 5g×20袋


実家もこれを使っていたから、引き継いだのだ。

香ばしくて美味しい・・・のはホントだけど、
私にはお茶の味を語る資格はないであろう。

自粛。



☆応援クリックお願いします☆
人気ブログランキングへ


















読書コーナーについてはコチラ↓
ゆるやかな本紹介について



江國香織の作品はどれを読んでも素晴らしいのだけど、
今回のこれもよかった。

『なかなか暮れない夏の夕暮れ』 江國香織 ハルキ文庫


産家で、気ままな一人暮らしの稔は五〇歳。たいていは、家で本ばかり読んでいる。読書に夢中になって、友人で顧問税理士の大竹が訪ねてきても気づかないぐらいだ。姉の雀も自由人。カメラマンでドイツに暮らしている。稔に似て本好きの娘の波十は、元恋人の渚と暮らしていて、ときどき会いにやってくるが…。なかなか暮れない、孤独で切実で愛すべき男と女たちと、頁をめくる官能と幸福を描く長編小説。各紙誌で大絶賛された傑作、待望の文庫化。
(「BOOK」データベース)




なかなか暮れない夏の夕暮れ (ハルキ文庫)



資産家の稔を中心に、様々な人物が登場してそれぞれの視点から語られる。

皆、街で見かければ普通の人たちだけれど、それぞれ内側に悩みや迷い、問題を抱えて生きている。

中年をすぎても、人生の「夕暮れ」はなかなかやってこない。
この作品のタイトル、なんと的を射ていることか!



読書好きの稔は、いつでも本を読んでいる。
顧問税理士の友人が自宅を訪れても気が付かないし、待ち合わせのレストランでも本の世界に入り込み、相手が来てもキョトンとしている。

小説にでてきて気になった料理は自分でも作ってみて、気に入ればそれを食べ続ける。
かなり自由な資産家だ。


稔には読書に対する熱量を、もう少し周囲の人への関心に分配してほしいところだけど、現実の世界も小説の世界も、本人にとっては地続きなのよね。

そこはかなり共感。



20190829



江國作品はいつも読み終わるのが寂しい。
残りのページ数を気にしながら、
「まだまだこの人たちの物語を読んでいたいのに~」
とジタバタしている。



☆応援クリックお願いします☆
人気ブログランキングへ






いま、ちびっ子達の間では,

「ノラネコぐんだん」
が流行っているらしい。

その名の通り、ノラネコの軍団だ。

もともとは絵本らしいのだが、私は最近知った.
先日、義妹(とはいっても私より年上)から「ノラネコぐんだん」のマスコット人形を貰ったからだ。


20190828a




畳が似合いますね。

子供たちに人気なのに、媚びていない顔に好感が持てる。

20190828b


20190828c



20190828d



全六種類、憎めない可愛さ。




【即日発送】【シークレット入り ノラネコ ぐんだん マスコット 6種類 】はんせい ゆびさし きをつけ ねそべり おでかけ どくしょ ペンペン ノラネコ マスコット フィギュア ガチャガチャ 工藤ノリコ




横向きのクオリティも高い(笑)

20190828e



手乗り。

20190828f




義妹は、このノラネコさんを私が気に入りそうだと思って買ってくれたらしい。

確かに、見ていると和むわ。


20190828g



ちびっこだけでなく、大人も惹きつけるキャラね




ノラネコぐんだん パンこうじょう (コドモエのえほん)





ノラネコぐんだん アイスのくに (コドモエのえほん)




ノラネコぐんだん はらぺこレシピ 抜き型つき ([バラエティ])





ホント、常に媚びない顔なのがいいわ。


☆応援クリックお願いします☆
人気ブログランキングへ

主婦の日常で避けられない家事の一つが、

アイロンがけ


シャツ1枚でも、毎日コツコツ派ですか?


一週間分くらい溜め込む派ですか?

(「溜め込む」という表現はよろしくないな。「まとめて楽しむ派」としよう。)


私は、夏と冬とでアイロンに対する愛憎が激しく変化する。


20190827



だって、猛暑日に熱々の鉄(アイロン)を持つのって狂気の沙汰じゃない?
生物的に、理にかなっていないと思うの。


だから夏は、一週間分は軽く溜め込む・・・じゃなくて、まとめて楽しむ。

生活環境や家族構成によってアイロンがけの必要頻度は異なると思うけど、我家はこれでしのげてしまう。


逆に、冬は積極的にアイロンをかけたくなる。

アイロン途中の生地ってホカホカして、触っていると指先が温かくなるからね。

ついつい長めにアイロンを当ててしまう。
(生地が傷む)

そろそろ秋になるので、アイロンとの歩み寄りが始まるわ。


来いやぁ!!!


☆応援クリックお願いします☆
人気ブログランキングへ





↑このページのトップヘ