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ゆるやかな本紹介について
遅く始まった梅雨が明け、
真夏の暑さがやってきた。
真夏におススメの本というか、
夏が来ると読みたくなるのが、
『風の歌を聴け』村上春樹 講談社文庫
一九七〇年の夏、海辺の街に帰省した“僕”は、友人の“鼠”とビールを飲み、介抱した女の子と親しくなって、退屈な時を送る。二人それぞれの愛の屈託をさりげなく受けとめてやるうちに、“僕”の夏はものうく、ほろ苦く過ぎさっていく。青春の一片を乾いた軽快なタッチで捉えた出色のデビュー作。群像新人賞受賞。
(「BOOK」データベースより)
風の歌を聴け (講談社文庫)
この小説は、もう10回は読み返していると思う。
読めば読むほど味が出る・・・って感じ。
初めて読んだのは大学生の時。
「にゃにゃにゃにゃにゃ~~~~!!」
と何とも言えない衝撃を受け、すっかり物語の世界に浸り、
すぐさま物語に出てくる「猿の檻のある公園」などを巡る旅へ出発した。
そういえば、これが初めての一人旅だった。
村上春樹のデビュー作としてとても有名なこの小説。
様々な解釈があり、多くの人が研究・解説をしている。
でもそういう難しいことは抜きにしても、
「読んでいて楽しめればそれでいいじゃないか」
と思っている。
以前帰省した時、父親が、
「パパもそろそろ村上春樹読む時かな~って思うんだけど、なんか短くて読み応えあるやつない?」
と聞いてきた。
そろそろってなんだよ!
全作品が読み応えありありなんすけど!
と思ったが、つっこむと面倒なことになるので、
大人しく実家の本棚にも置いてある『風の歌を聴け』を渡して帰った。
(ページ数は短めだし。)
どうせ読み切れずに、すぐ飽きるだろうと思っていたら、
数日後に父からLINEメッセージがきた。
なぜかイラっとした私。
感じ方は人それぞれだから父親が何を思っていもいいわけですが・・・。
自分小さ!
ちっさ!!!
私はこの小説から、
宇宙地球今ここにある生命の一体感、輝き、儚さを感じたんじゃなかったのか。
ちっさ!!!
こんな私は、
あと100回はこの小説を読み返す必要があるだろう。
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真夏の暑さがやってきた。
真夏におススメの本というか、
夏が来ると読みたくなるのが、
『風の歌を聴け』村上春樹 講談社文庫
一九七〇年の夏、海辺の街に帰省した“僕”は、友人の“鼠”とビールを飲み、介抱した女の子と親しくなって、退屈な時を送る。二人それぞれの愛の屈託をさりげなく受けとめてやるうちに、“僕”の夏はものうく、ほろ苦く過ぎさっていく。青春の一片を乾いた軽快なタッチで捉えた出色のデビュー作。群像新人賞受賞。
(「BOOK」データベースより)
風の歌を聴け (講談社文庫)
この小説は、もう10回は読み返していると思う。
読めば読むほど味が出る・・・って感じ。
初めて読んだのは大学生の時。
「にゃにゃにゃにゃにゃ~~~~!!」
と何とも言えない衝撃を受け、すっかり物語の世界に浸り、
すぐさま物語に出てくる「猿の檻のある公園」などを巡る旅へ出発した。
そういえば、これが初めての一人旅だった。
村上春樹のデビュー作としてとても有名なこの小説。
様々な解釈があり、多くの人が研究・解説をしている。
でもそういう難しいことは抜きにしても、
「読んでいて楽しめればそれでいいじゃないか」
と思っている。
以前帰省した時、父親が、
「パパもそろそろ村上春樹読む時かな~って思うんだけど、なんか短くて読み応えあるやつない?」
と聞いてきた。
そろそろってなんだよ!
全作品が読み応えありありなんすけど!
と思ったが、つっこむと面倒なことになるので、
大人しく実家の本棚にも置いてある『風の歌を聴け』を渡して帰った。
(ページ数は短めだし。)
どうせ読み切れずに、すぐ飽きるだろうと思っていたら、
数日後に父からLINEメッセージがきた。
なぜかイラっとした私。
感じ方は人それぞれだから父親が何を思っていもいいわけですが・・・。
自分小さ!
ちっさ!!!
私はこの小説から、
宇宙地球今ここにある生命の一体感、輝き、儚さを感じたんじゃなかったのか。
ちっさ!!!
こんな私は、
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